カテゴリー「東欧の映画 ○」の記事

『不思議の世界絵図』1997 スロヴァキア 監督・マルティン・シュリーク 〇

マルティン・シュリーク論
<マルティン・シュリーク版不思議の国のアリス>

少女のロードムービーというだけで、惹かれるものがある。
一見、無邪気なようでエロティックな匂いがプンプンする。ちょっとシュール。
ヤン・シュバイクマイエルといい、東欧の映画ってレトロな雰囲気が残っていて、ワクワクする。
スロヴァキアの田園風景が美しい!!

不思議の世界地図 [DVD]

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『ひなぎく』1966 チェコ 〇 監督・ヴェラ・ヒティロヴァー

ひなぎく
<2人の女の子のでたらめな日常を、ポップでおしゃれに描く>

60年代好きには必見!!涙がチョチョ切れる代物。
どのシーンもおしゃれなピンナップ、ファッション雑誌になっちゃうくらい、とにかくおしゃれでステキでキュート!

編集も、ものすっごく懲りまくりで、映画というより、もはやアートの域に達しちゃってます。余裕で。

視覚でみる映画だ。ストーリーはあるようなないような。
ゆるいミュージカルっぽい処もあって、とにかく前衛的。
初期のゴダールっぽいが、ゴダールよりははるかに観やすい。
ただ、少しダラダラしちゃって気が遠くなった処もあったが、ダメダメ。
もう一回みなきゃ。
見逃せない、レアものだ。
チェコはヤン・シュバンクマイエルといい、センスがよすぎ。

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『アンダーグラウンド』  1995年【フランス/ドイツ/ハンガリー】○

アンダーグラウンド

 またまた、エミール・クストリッツァの映画だ。長かったが、なんだかすごかった。
 説明できないが、人間のたくましさが画面にあふれんばかりだ。
 すごいパワーがある。喜劇的であり、地下の雰囲気など、シュールな感じもする。不思議な感じ。
 政治色がちょっと強いので、よく分からないとこもあったが、(私はチトーもしらなかったもの)その辺が分からなくても楽しめると思う。

 俳優さんたちが迫力あるんだよな。前半はハチャメチャで喜劇的な展開。中盤はちょっとシリアス。後半はファンタジー映画のような感じ。ラストがシュールですばらしい。ちょっと、寺山修司の映画の匂いもする。

 エミール・クストリッツァの映画は男女のロマンチックな出会いのシーンが天才的にステキ!!
 ヨヴァンは地下での結婚式の最中、花嫁を置いて、父親と地上に行ってしまう。残された花嫁は井戸の中に自ら落ちていく。一方、色々あった後、父親と川で遊んでいたら、溺れてしまったヨヴァンを花嫁が助けてくれる。水
の底でキスをして、手をつないで泳いでいく二人。そのシーンがとってもロマンチック!!話も面白いんだが、なんてったって、映像が素晴らしく、感覚に訴えるものがある。

アンダーグラウンド

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