カテゴリー「東欧の映画 ◎」の記事

『火事だよ!カワイ子ちゃん 』1967 チェコスロヴァキア 監督・ミロス・フォアマン ◎

火事だよ!カワイ子ちゃん
<小さな村の消防署でダンスパーティが開催された。しかし、くじの景品が盗まれたり、ミス・消防署では出場者の女の子達が逃げ出したり、パーティの最中、近所で火事が起こったりと、てんやわんやの大騒ぎになる>

最高!まだまだ未熟者の私にとって、最高に贅沢な素晴らしすぎる作品でした。
こんなステキな映画をみていいんだろうか。
まだ早かったんじゃなかろうか、とも思ってしまう。
繰り返し見たかったが、時間が無く断念。
アルトマンを超えてるのでは?おもしろすぎる。

眠くてだるい時に観たのだが、私の中で脳内麻薬が発生して、頭も体も元気いっぱいになった。
そこまで、おもしろいの?といわれれば、そんな事もないような気もするが、親父&じい様好きの私には、愛くるしいとぼけた親父&爺さんのオンパレードに、たまらない時間だった。
親父達のいいかげんで適当な会話がなんとも、おかしくて…。
前署長のラストの感謝の言葉に涙がジンワリ、そして最後のおち!(その時の爺さまの微妙な表情!)最高。

火事だよ!カワイコちゃん

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『ブロンドの恋』1965 チェコスロバキア ◎ 監督:ミロス・フォアマン

シネマカフコンス『ブロンドの恋』 / 69’nersFILM
『ブロンドの恋』『火事だよ!カワイ子ちゃん』
ブロンドの恋(「ピピのシネマな日々」さん)

<町工場で働く女の子、恋に興味津々の年頃だが、戦争の為、町に若い男の子は少なかった。あるパーティで、中年の親父にナンパされるも、ピアノを弾く青年が気になり…>

これが大ヒット!白黒の古い映画がこれほど夢中で観れるとは、ビックリ。
ありがちで何でもない話なんだが、シニカルでコミカルで切なくて、胸がキュンとして…。
派手なものがない地味なシーンでここまで惹きつけさせるなんて、ロマン・ポランスキー以来だ。

パーティのシーンも細かくて長いんだが、なぜか面白い。
チョイ役の人でも、丁寧に描かれてるんで、皆に感情移入してしまう。
一瞬一瞬主役が入れ替わる?みたいな展開。
ラストの女の子の、強がりを言う乙女心に泣かせられる。すごくよく分かる。

下道な日々/シネマカフコンス』で紹介されてる「ドラマティックな展開は薄いけど、乙女の成長の一時期を映像で保存したような、ポップで前衛的な作品!!」という文章が見事にこの映画を表現している。
ラブシーンも笑えて、可愛くて、おしゃれで名シーンです。
ミロス・フォアマンはハリウッドで評価されても、踊らされず、地道に撮りたい映画を撮っていたところが素晴らしい。 
『パパ/ずれてるゥ!』が観たい!!!

ブロンドの恋

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『ライフ イズ ミラクル』◎ 2004年

【フランス=セルビア=モンテネグロ】

『ライフ イズ ミラクル』オフィシャルサイト

「黒猫・白猫」のエミール・クストリッツァの待ちに待った新作♪ 
今回もパワーが衰えておらず、画面からエネルギッシュさというか勢いがあふれんばかり。
ああ、私は今エミール・クストリッツァの映画を観ているんだ、という喜びで胸がいっぱいになる。
人間と動物の絡みが最高。
ロバも猫も犬も本当にいい顔してる!!これは言葉では言い表せない。
前半ちょっと長いが、おもしろいから良かろう。
特にどこのシーンと言うことはなく、観終わった後、エミール・クストリッツァの素晴らしい人間賛歌に涙がじんわり出てくる。

ライフ・イズ・ミラクル

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