カテゴリー「フランス映画 ◎」の記事

『迷子の警察音楽隊』2007 イスラエル・フランス ◎

映画評「迷子の警察音楽隊」 (「プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]」さん)
<演奏会の為、エジプトからイスラエルにやってきた音楽隊一同は手違いから、迷子になってしまう。途方にくれる中、親切な食堂のおかみが泊めてくれることになり>

ありがちな感動モノかなーと思ったら、いやー、これがいい映画だった!
押しつけがましくない、笑い、感動が程よく、こういう映画に出逢いたい為に、日々映画漁りをしてるのだ、私は。

初めてのイスラエル映画。
イスラエルとエジプトの歴史とか良く知らなかったけど、楽しめた。
泊めてもらったのはいいが、あの噛み合わなさが何ともおかしい。
噛み合わない中に一瞬、心が通い合う瞬間がいい。
スケート場のシーンは最高だった。
隊長は頑固だけど、かっこいいね。男の中の男って感じ。
昔の日本男児みたい。
ジャン・ポール・ベルモンドに似てた。初老の頃の笠智衆様に演じて欲しいな。
ウルグアイ映画「ウィスキー」とか、アキ・カウリスマキ、小津安二郎映画に通ずるものがある。

迷子の警察音楽隊 [DVD]

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『ナンニ・モレッティのエイプリル』1998 伊・仏 ◎

ナンニ・モレッティのエイプリル
<映画監督のナンニは政治映画を撮る予定だが、妻が妊娠、父親となりてんやわんや、映画制作はなかなか進まない>

黙っていればいい男、ナンニ・モレッティがかわいくて目が離せない。

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『奇人たちの晩餐会』1998 仏 ◎

奇人たちの晩餐会
<ピエールは悪友たちと、週に一度それぞれバカを見つけ招待して、どのバカが一番すごいか笑いものにする晩餐会をひらいていた。ピエールは最高のバカ・ピニョン(ジャック・ヴィルレ)を発掘して、晩餐会を心待ちにしてたのだが、運悪く、ぎっくり腰になり晩餐会はいけなくなってしまう。しかし、キャンセルしたが遅く、バカがやってきてしまい…その夜ピエールは史上最悪の災難に見舞われるハメになる>

これは面白すぎる。フランスってコメディはダメだと思ってけど、この考えは撤回しなければ。
こういうブラックな笑いって、アメリカンジョークよりも、日本人の感覚にあってると思う。
ピエールとピニョンのやりとりって、日本のお笑いコンビのコントとか漫才と同じだ。

ピニョンの空気読めないバカっぷりがもう最高。
いかにもなバカじゃなくって、一瞬、結構やるじゃんと思ったら、不意をつかれる。
この2人の馬鹿なやりとりを永遠にずーっと観ていたかった。
何より一番面白かったのが、ピニョンの留守電メッセージ「心ソワソワ、フランソワ」だった。
親父ギャグに弱い私ははまってしまった。

バカを笑いものにする人が一番の馬鹿ということで。
残念なのはピエールの奥さん役の女優があまり魅力なかった。愛人役の方が可愛かったな。
キャスト逆にして欲しかった。とにかく日本のお笑いが好きな人は、必見です。
腹を抱えて笑う、といよりも、ニタニタほくそえむような笑いです。大好き!!

奇人たちの晩餐会 リマスター版

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『トト・ザ・ヒーロー』1991  ベルギー/フランス/ドイツ ◎

トト・ザ・ヒーロー(キネマ旬報DB/Walkerplus.com)
トト・ザ・ヒーロー(「ヒーリング日記」さん)

優しくて、切なくて、ほろ苦くて、ファンタジックで、ちょっとミステリーもあり、ノスタルジックで……。
いろーんなモノが短いこの映画にあふれんばかりにつまっている。
1人の人間の人生を優しくて、切なくて、ほろ苦くて、ファンタジックに描かれている。
この映画の素晴らしさをどう説明しても、表現しきれない。きっと、映画好きの人々の心をつかむ色んな要素がたくさんあるんだと思う。

なんだか、最後まで空回りの男の人生だったが、ラストが優しくて、あたたかくて、ステキ。
構成も見事で、夢中で観た。心を奪われてしまった。素晴らしい映画に出逢った。
ただひとつ、トマ(主人公)の子供時代、老人役の俳優はバッチリだったが、青年役の俳優がなんだかキモかった。

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『ライフ イズ ミラクル』◎ 2004年

【フランス=セルビア=モンテネグロ】

『ライフ イズ ミラクル』オフィシャルサイト

「黒猫・白猫」のエミール・クストリッツァの待ちに待った新作♪ 
今回もパワーが衰えておらず、画面からエネルギッシュさというか勢いがあふれんばかり。
ああ、私は今エミール・クストリッツァの映画を観ているんだ、という喜びで胸がいっぱいになる。
人間と動物の絡みが最高。
ロバも猫も犬も本当にいい顔してる!!これは言葉では言い表せない。
前半ちょっと長いが、おもしろいから良かろう。
特にどこのシーンと言うことはなく、観終わった後、エミール・クストリッツァの素晴らしい人間賛歌に涙がじんわり出てくる。

ライフ・イズ・ミラクル

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