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2005年10月 1日 (土)

[映画] 父ありき (1942)

笠智衆の初主演映画となる。
記念すべき映画だ。

ビデオで見たのだが、画質、音質ともにあまり良くない。
それでもすばらしく感動的な映画だった。
保存状態がよくて、もっとたくさんの人が見ていれば
小津安二郎の代表作は「東京物語」ではなくて
「父ありき」だと言われていたかも・・・とまで思いましたよ。

笠智衆の著書「大船日記」に撮影時のことが書かれていた。
小津監督の演出は本当に細部にわたっていたそうだ。

成長した息子が、はじめて父におこづかいを渡すシーンがある。
笠智衆はうれしそうに受けとった札を眺めるのだが、
まず右端をみて、次に左端をみて・・・というふうに、
目線の運び方まできっちりと決められていたという。

小津監督の徹底した画づくりもすごいし、それに応える
笠智衆の謙虚さがすばらしいと思う。

佐野周二は絵に描いたような美形だ。
貼りついたような笑顔で語る。
その美形ぶりとお面のような演技が原節子とダブる。
小津作品の特色のひとつだな、と思った。


父ありき

1942年 日本

監督:小津安二郎
出演:笠智衆、佐野周二、津田晴彦、佐分利信、坂本武、水戸光子


父ありき(JTNEWS)

父ありき (缶詰の映画さん)

父ありき(ビデオ)
父ありき(Xoops実験中)

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小津安二郎 DVD-BOX 第三集
「父ありき」を収録

小津安二郎 DVD-BOX 第三集
(Xoops実験中)

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