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2005年7月29日 (金)

[映画] みんなのうた

みんなのうた 特別版
みんなのうた 特別版

「ドック・ショウ!」のクリストファー・ゲスト監督。
今作も擬似ドキュメンタリーである。

フォークソングがテーマで、音楽がすばらしい。
でもやっぱりこの監督の作品だけあって、「変」な映画に仕上がっている。

この監督の映画は、ほとんど台詞が決まっていないそうだ。
インタビューの場面が多いが、俳優はすべてアドリブで語っているという。

このアドリブがやたらおかしい。
みんな飄々とボケつづけて、誰も突っ込まない。

たとえば3人組フォークグループの「ザ・フォークスメン」の
インタビューでは、
「曲はよかったけど、マネジメントが駄目だった」
「レコードを発売したけど、予算が少なくて中心に穴があいてなかった」
「レコードを買った人は自分で穴をあけた」
「穴が中心からずれると回転がぶれてちゃんと聴けなくて・・・」
(うろおぼえです)
こんな馬鹿馬鹿しいやりとりがアドリブでえんえんと展開されていく。
頭の回転が速くて、かつセンスのある役者じゃなくちゃつとまらないと思う。
おもしろい。

そして何といってもユージーン・レビーである。
「ドッグ・ショウ!」では両足がなぜか左足だという訳のわからない男だった。
今作でもひときわ異様で笑える。

男女デュオ「ミッチ&ミッキー」のミッチがユージーン・レビー。
このかつての人気デュオは、曲中でキスをするのが定番だった。
長い時間を経て再結成したコンサートで、かれらは再びキスをするのか?
それがこの映画の山場になるのである。
(なんてミニマムなクライマックスなんだ!)
“何か”を狙ってるユージーン・レビーの表情に、爆笑してしまった。


みんなのうた

A MIGHTY WIND

2003年 アメリカ

監督:クリストファー・ゲスト
出演:ハリー・シアラー、マイケル・マッキーン、キャサリン・オハラ、ボブ・バラバン、ユージーン・レビー、クリストファー・ゲスト


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(関連記事)
ドッグ・ショウ!(2004.5.28)

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原題:A Mighty Wind  -ふるき良き時代を懐かしむ!?- 1960年代アメリカにフォーク・ブームを巻き起こした名マネージャーの死から始まる。息子ジョナサン(ボブ・バラバン)は追悼コンサートのため、ミュージシャン達の気難しさにあいながらも、かつてゆかりのメン... [続きを読む]

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