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2005年1月 4日 (火)

悪魔のような女

LES DIABLOLIQUIES(1955)

悪魔のような女

サスペンス映画はかくあるべし、という傑作でした。
シモーヌ・シニョレがふてぶてしくてよい。

ラストのどんでん返しがすべて、という映画だが、そこに至るまでの緊張感もたまらない。
細かい仕掛けが至るところに張り巡らされていて、アタマから終わりまでスリルが持続する。
よくできている。

舞台はパリ郊外の全寮制の私立学校である。
夫が校長であり、妻は教師。
傲慢な権力者である校長は、教師のなかに愛人もつくっている。
同じ職場に妻と愛人。学校とは思えぬドロドロな人間関係である。

ひどい校長がいたものだ。
この時代のフランスには実際にこんな学校があったのだろうか?
真相はわからないが、この退廃的な雰囲気はシモーヌ・シニョレの悪女性を更に際立たせている。
男もずるいが、女も怖い。まったく。
原作(下記参照)は設定が違うようだが。

原作はボアロー&ナルスジャック。
悪魔のような女 ハヤカワ・ミステリ文庫

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悪魔のような女

フランス 1955年

監督: アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
出演: シモーヌ・シニョレ、ヴェラ・クルーゾー、ポール・ムーリッス、シャルル・ヴァネル、ピエール・ラルケ

悪魔のような女@映画生活

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