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2004年9月 1日 (水)

探偵学入門

THE RELUCTANT DETECTIVE AND OTHER STORYS(2001)

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マイケル・Z・リューイン 田口俊樹・他訳 早川書房(ハヤカワ・ミステリ) 2004年

著者初の短篇集。
21篇も収録されていて、盛りだくさんである。

「はじめに物語ありき」と題された序文と、各短篇について著者自ら短く解説したあとがき「ストーリー・ノート」が付されている。
それぞれの物語が執筆された背景が垣間見えて、ファンにはうれしい。

探偵家族・ルンギ一家ものが6篇、のら犬ローヴァーとパウダー警部補がそれぞれ1篇ずつ収録されている。
さらにちょっとお間抜けな副大統領ダニー・クエールの短篇が2篇、未発表だがすでに短編10篇が書かれているという、殺し屋「ミスター・ハード・マン」が1篇。
シリーズもので合計11篇。残りの10篇は単発ものということになる。

単発ものでは「まちがい電話」「ザ・ヒット」「旅行者」の3つが気に入った。
シリーズものでは、初お目見えの副大統領ダニーと、ミスター・ハード・マンがよかった。

ダン(ダニー)・クエイルについてはこんなサイトが。
華麗なるダン・クエールの世界
いったいアメリカの政治家って・・・。

とても面白かったけれども、言ってしまうと、リューインはやはり長編の方がいい。
リューインの作品でこの短篇集を最初に読んだという人、もしいたら、まだこの作家を評価するのは早いですよ。
長編を読んでからにしてください。

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