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2004年5月20日 (木)

[本] 汚れた守護天使 (リザ・コディ)

BUCKET NUT

1999年 早川書房(ハヤカワ文庫)

高等教育を受けた上流の女の困るところはこれだ――障害をもっている赤ん坊とか死んだアザラシにはほんとに心を痛めるけど、生きてるほんものの人間がねぐらと食べ物を求めて自分の家の玄関にあらわれると、鼻もひっかけない。彼女のつんとした鼻をぶん殴って、窓からほうりだし、現実の人生がどんなものか見せてやりたい。(p.247)

かなりよかった。
ストーリーはガチャガチャしていたけど、
試合の場面の臨場感がすばらしい。
(主人公は駆け出し悪役女子プロレスラー)

応援している若手レスラーが初めてビッグマッチに挑むときの、
ドキドキ、ハラハラ感。
そんなプロレス観戦の醍醐味を、小説で体験できるとは。

「ロンドンの女暗殺者」の異名をとる主人公。
荒ぶる大型犬2頭を従えて入場する。
この場面が実にかっこいい。
読みながら思わず「がんばれ!」と拳を握ってしまった。
プロレスへの愛情が感じられるミステリーだ。

汚れた守護天使

(関連記事)
リザ・コディ『夏をめざした少女』

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