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2004年4月

2004年4月30日 (金)

[映画] 焼け石に水 (フランソワ・オゾン監督)

Gouttes d'eau sur pierres brulantes

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2000年 フランス

監督:フランソワ・オゾン
出演:ベルナール・ジロドー、マリック・ジディ、リュディヴィーヌ・サニエ、アンナ・トムソン

この映画にはやられました。

いいねえ、フランソワ・オゾン。
おれは映画は本当に数えるほどしかみてねぇが、
フランソワ・オゾンっちゅうのは、かなりいいんでないか。

センスを感じるね。
シュールで、しゃれてる。
話の筋は、まあどうでもいい。
雰囲気でみるもんだ、フランスあたりの映画ってのは。
たぶん。
やる気のないタイトルもいいと思う。

登場人物は4人で、若い男女と、中年の男と、年齢不詳の女。
4人で踊りだすシーンがたまらなく好きだ。

若い女は、「8人の女たち」にも出ていたリュディヴィーヌ・サニエ。
「8人の女たち」では一番若く、恋に恋する(ポッ)無邪気な少女を
演じていたが、この映画では脱ぎまくり。
しかも相当なナイスバデー。
たまげた。

若い男は、ぱっと見オダギリジョーに似てたなあ。美男子。

いやあ、好きな映画だ。

焼け石に水(DVD)

フランソワ・オゾン、新作がこのG.Wに公開される。
スイミング・プール
またサニエちゃんだ。
旭川でも上映があるなら、ぜひ見に行きたいな。

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2004年4月29日 (木)

[CD] ラジオの恋人 (ペティ・ブーカ)

SWEETHEART OF THE RADIO -ラジオの恋人- PETTY BOOKA

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-BLUEGRASS SIDE-
1.レイト・ナイト・ラジオ
2.アメリア・エアハルトズ・ラストフライト
3.スピード
4.バールーム・ガールズ
5.メルセデス・ベンツ
6.マテリアル・ガール
-C&W SIDE-
7.デヴィル・ゲイト・ドライヴ
8.ランニング・ベア
9.(アイ・キャント・ヘルプ・ユー)アイム・フォーリング・トゥー
10.プラウド・メアリー
11.ローズ・ガーデン
12.ルンバ・ブギ

“ハワイの純真”ペティ・ブーカからPetty Booka from テキサス――
ということで、ペティ・ブーカの新境地らしい。
前半はブルーグラス、後半はカントリー&ウェスタンで構成。
安定感のある演奏と脱力のボーカル、このスタイルは変わらない。
1曲目のイントロから気分が一気にアメリカ西部に飛んでいく。

前半で好きなのは2曲目の「AMELIA EARHART'S LAST FLIGHT」。
初めてハワイ・アメリカ間を一人で飛んだ女性飛行士アメリア・エアハルトに捧げられた曲だそうだ。

There's a beautiful,beautiful field
Far away in a land that is fair
Happy landings to you Amelia Earhart
Farewell first lady of the air  ♪

世界一周飛行に挑んだ彼女は太平洋上で消息を絶つ。
そんなエピソードを心にとめつつ聴くと、美しいメロディが
哀愁を帯びて胸に迫る。

後半では11曲目の「ROSE GARDEN」がお気に入り。
イントロのハーモニカの音がとてもよくて何回も繰り返し聴いてしまう。
クレジットは松田幸一だ。
この人の教本持ってるな。
C&Wサイドのバックは徳武弘文バンド。

はっきりいってカントリーもウエスタンもよく知らんのだが、
このアルバムは聴きやすい。
原曲も追いかけてみたら楽しいだろうな。

<関連記事>

[CD] BLUE LAGOON ペティブーカの青い体験
[CD] Hawaiian Pure Heart

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2004年4月28日 (水)

遊湯ぴっぷ

遊湯ぴっぷ
上川郡比布町北7線16号

立派な施設でした。
天然温泉ではないけれど、広くてきれいなお風呂でゆっくりできます。
サウナが気持ちよかった。休憩所も広い。

洗い場の椅子は立派ながっしりしたもので、クマ型人間の私にはありがたかったです。

パークゴルフ場、テニスコート、サッカー場、半面のバスケットコート、
キャンプ場、スキー場、なんでもあります。
でも、まだやってませんでした。5月から?

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2004年4月26日 (月)

イオン旭川西ショッピングセンター

イオン、24日にプレオープンしていたんですね。
今新聞とってないので、知らなかった。

イオン直営店のほか、131店が入店するとのこと。
どんな店が入るのかな、と思い「イオン旭川西」でググッてみると、出店するところがずらずら出てくる。

タワーレコード、ナイスクラップ、ケンタッキーFC、ヴィレッジヴァンガード、おむらいす亭、ペッパーランチ、はなまるうどん、ふらんす亭、ABC-MART、etc...

あ、「北海道経済」に全テナント131社掲載されているようですね。

最近行った高砂台のイタリアンのお店でも、<イオンに新店舗オープン>と貼り紙があったな。
カフェ形式だとか。店名は忘れちゃった。何だっけ。

正式オープンは4/28。

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2004年4月24日 (土)

[本] 探偵は吹雪の果てに (東直己)

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2004年 早川書房(ハヤカワ文庫)

ススキノの探偵“俺”シリーズ。
前作「探偵はひとりぼっち」から、おそらく15年くらい経っている設定だ。
一気に時間が進んでしまった。

“俺”は45歳になっている。
もう若くはない。
それでもあいかわらず、ひとりで好きなように生きている。
かなりヒドイ目にも遭う。しかし頑固に、一匹狼を貫く。
ほとんどやせ我慢なのだが。
かっこ悪いけど、かっこいいと思う。
ある意味理想の生き方だ。

北海道の田舎の醜い話がたくさん出てくる。
田舎の人だから素朴であたたかい、なんて事は嘘で、
実は田舎にこそ下衆で汚い人間がいる。
これは本当だと思う。

笑えるポイントも多い。
今回は特にギャグが切れてるかも。
言葉尻に必ず「・・・、あ!?」と言う(しかし別に質問しているわけではない)
じいちゃんとの30ページにわたる会話は傑作。
シャワートイレなしでは暮せないという情けない話にも爆笑した。

そして、今作は恋愛の話でもある。ラストがよかった。

文庫だが解説はない。珍しく「あとがき」がある。
最初にさりげなく献辞があったりもする。
なにか著者のこの作品に対する特別な思い入れを感じる。

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2004年4月23日 (金)

[温泉] ほしの灯家

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美瑛町の白金温泉にあるペンションです。
いろいろある白金温泉の中でも、よく日帰りで入浴しに行くところ。
小さくて落ち着く。(混んでいなければ)
手作りの露天がすばらしい。

雪が写っているが、写真はまぎれもなく最近行ったときのもの。積雪があったらしい。
4月の下旬といえども油断できません。

白金温泉のお湯はにごっていて、いかにも温泉、という感じがして好きだ。
旭川から行きやすいし。
「ほしの灯家」の風呂は小さくても天然温泉。
サイトにて画像入りでくわしく紹介されている。

「ほしの灯家」サイト
http://www9.plala.or.jp/hoshinoakariya/

よくできているホームページだ。
露天風呂製作風景が公開されている。
本当に手作りなんですねー。
あらかじめこうやって公開するつもりで
製作風景を記録しておいたんだろうな。おもしろい。

小さいけど、サウナもある。休憩所あり。シャンプーは持参しましょう。
日帰り入浴は11:00?20:00(だったかな) おとな500円。
4月まで火曜定休なので注意。

毎日温泉に入っているというペンションのおばちゃん、
肌がすべすべだそうです。
このおばちゃんの、つややかな頬っぺたも一見の価値あり。

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2004年4月19日 (月)

[CD] BLUE LAGOON ペティブーカの青い体験

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1.I WANNA BE YOUR GIRLFRIEND
  (I WANNA BE YOUR BOYFRIEND)
2.VINI VINI(Tamure Tahiti)
3.DO YOU WANNA DANCE
4.SUMMER BREEZE
5.PRETTY LITTLE BABY
6.WILLIN’
7.WILL YOU LOVE ME TOMORROW?
8.GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN
9.DANIEL
10.THE HASEGAWA GENERAL STORE
11.ADIOS
12.LAZY BONES

音楽ってこんな楽しみ方があるんだ、音楽っていいなあと、しみじみと感動させてくれる、いいアルバムです。

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2004年4月18日 (日)

[本] 探偵家族/冬の事件簿 (リューイン)

FAMILY PLANNING

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『探偵家族/冬の事件簿』
マイクル・Z・リューイン 2004年 早川書房(ハヤカワ・ミステリ)

リューインといえば、心優しき探偵、アルバート・サムスンが活躍する
一連の作品が有名である。
そのリューインが、新しくスタートさせたシリーズが「探偵家族」。
家族全員で探偵業を営むルンギ家が、次々に持ち込まれる事件に
一致団結して取り組む。
「冬の事件簿」は、その探偵家族シリーズの2作目となる。

アメリカのインディアナポリスを舞台にしたサムスンのシリーズは、
スピンオフして刑事パウダーやサムスンの恋人アデルが
主人公となる物語を生んだ。
世界が拡がり、それぞれの連関はしだいにややこしくもなってきている。

加えて本編のサムスンものも、シリーズを重ねるにつれ、
ときに実験的とさえ思えるようなセオリーを無視した、
意表を突いた物語展開が多くなる。
やがて、サムスンが探偵の資格を失うかも?という局面にまで行き着いてしまった。
めちゃくちゃやりすぎて、収集がつかなくなってきたのか? 
作者は続編を書くのにちょっと苦労しているという噂が聞こえてくる。

そこで新たに登場したのが、探偵一家ルンギ家。
イタリア系の8人家族。それぞれ個性的でキャラが立っている。
これだけバランスよくガッチリした設定ができていれば、このシリーズは
永遠に続けられるんじゃないか!?

ステレオタイプな家族ということで、訳者解説では「サザエさん」一家に例えられている。
私が連想したのは「渡る世間は鬼ばかり」。ミステリ界の橋田壽賀子ドラマだ。

違う世代間の会話で小さな誤解が生じて、それが修正されないまま話が進み、
雪だるま式に大きな誤解に発展していくのがおかしい。
普段は家族に縁がない一匹狼の私立探偵ものを好んで読んでいても、
この家族は楽しい。
家族っていいもんだと、ちょっと思う。

「冬の事件簿」では、爺ちゃんと孫のコンビがいい仕事をする場面がある。
家族それぞれの組み合わせで、また面白い展開が生まれそうだ。
次回作も期待。

登場人物紹介のページに、

  フィリップ・フォックスウェル・・・白骨

とあるのが笑いました。

bk1の購入ページへ
探偵家族/冬の事件簿

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2004年4月16日 (金)

横山光輝さん

@nifty:NEWS@nifty:火事で重体の漫画家・横山光輝さんが死亡(読売新聞)

「三国志」は夢中で読みましたねえ。
ご冥福をお祈りいたします。

実はこんなニュースも。

未発表の横山漫画が入札に 落札額注目、本人「不愉快」 (アサヒ・コム)

4/15 は「日本の古本屋」全古書連の年に一度の大市。
上記は今回の目玉のひとつではないかと思うのだけれど、いくらの値がついたにしても、ちょっと複雑だ。
「鑑定団」はたまたまその回は見ていた覚えがある。
わりと美談としてまとまっていたような記憶があるんだけど・・・。
うむむ。

続きを読む "横山光輝さん"

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2004年4月14日 (水)

[本] ニコラス・クインの静かな世界 (デクスター)

The Silent World of Nicholas Quinn

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1990年 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)

モース主任警部のシリーズ、3作目となる。

何の分野においても、「達人」の仕事を見るのは楽しい。
モースは犯罪捜査の達人である。
「ニコラス・・・」は設定がシンプルなので、モースの天才的捜査が存分に楽しめる。
本格ミステリーだ。

ただしモースはよく間違う。
間違っても、それがいいんです。達人だから。天才だから。

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2004年4月11日 (日)

マイクル・Z・リューイン公式Webサイト

http://www.michaelzlewin.com/

公式サイトがあるなんて知らなかった。
探偵家族/冬の事件簿』の田口俊樹による訳者あとがきに出ていた。

サイトにも出ているが、リューインはリザ・コディとピーター・ラヴゼイとともにバンドを組んでいて、CDを出しているとのこと。へえ。

あとがきには、リューインがアルバート・サムスンものの新作を書き終えたともある。これは嬉しい!


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2004年4月 7日 (水)

[CD] Hawaiian Pure Heart

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Petty Booka 1997年 日本クラウン

1.ビキニ・スタイルのお嬢さん
2.マイ・ハピネス
3.君は完璧さ
4.月の夜は
5.ホノルル
6.陽だまりで歌えば
7.夢みるナンバーワン
8.ちょっと待って下さい
9.プカプカパンツ
10.フジムラストア
11.バリバリの浜辺で
12.バイヤ・コン・ディオス
13.街で踊れば

CDです。
ウクレレ音楽のCDをいろいろ集めているときに見つけた一枚。
妙に気に入ってしまって、当時何度も繰り返し聴いていた。
気に入った理由は自分でもよくわからないのだが、以降数枚出たアルバムは全て買った。
3枚目くらいからはウクレレも全然関係なくなっていたけど、
Petty Booka 自体のファンになっていたんですな。

最近懐かしくなってまたよく聴いている。

このアルバムは、主にハワイアンのスタンダードをカバーした初期のもの。
ボーカルはいわゆる「ヘタウマ」と言うやつかな。
ハスキーで舌足らずなペティちゃんと、「ピンクの電話」のよしこちゃん的アニメ声のブーカちゃん。
この二人によるルーズなハーモニーと、バックを固めるしっかりした演奏のアンバランスが、脱力系で心地よい。

スタンダードの他に、ハワイのローカルヒットが選曲されているのも面白い。
「ちょっと待ってください」が個人的にはベスト。

Petty Booka はこちらのサイトでも紹介されている。

Petty Booka 「Blue Lagoon」@いかんともしがたい

ちゃんと今でも手に入る。
Hawaiian Pure Heart

---

上で紹介した「いかんともしがたい」さんにはPetty Booka の
近況についての記事もありました。すばらしい。

Petty Booka ミニミニ情報@いかんともしがたい

現在はペティちゃん、ブーカちゃんともに2代目となっている、とは知りませんでした。
しかもひとりは森山良子の娘さんとは。へえ。

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2004年4月 6日 (火)

[本] キドリントンから消えた娘

Last Seen Wearing

コリン・デクスター 1989年 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)

早川書房編集部編の『ミステリ・ハンドブック』で10位になっている。
デクスターでは最高位だ。
一冊選ぶとしたらこの一作になるのでしょうか。
少なくともモースのシリーズ前期ではベストと言ってよいだろうか。

確かにとんでもなく面白い。
巨大な謎、入り組んだ緻密な構成で、本格推理のなかの本格推理だ。

なのに。

それなのに、爆笑できる。
腹が痛くなるくらい笑う。
すごい小説だ。

(これも後で書き直そう)

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2004年4月 5日 (月)

[本] ウッドストック行最終バス(デクスター)

Last Bus to Woodstock

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コリン・デクスター 1988年 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)

愛すべき「モース主任警部」のデビュー作として重要な一作。

モースは私にとって<理想のオヤジ像>である。
孤独を愛し、仕事に打ち込み、ランチアをぶっとばす。
実は教養があり、音楽を愛し、繊細な神経を持ちながら、
俗っぽくて、あらゆる誘惑に弱い。
こんな中年になりたい。

この小説については、話も面白いのだが、
とにかくモースが世に出たことが一番だ。

コリン・デクスターは、あるインタビューで
「モース主任警部」シリーズ以外の小説は書かない、と
明言したという。

そして、モースは最新作「悔恨の日」で、「引退」してしまった。

もう、モース主任警部の小説は書かれることはないのか?
著者は1930年生まれ。モースとともに引退するにはまだ早いのでは・・・。
よくあるパターンで、「若き日のモース」なんていうのも読んでみたい。
(今日はここまで。いずれ書き足すかな・・・)

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